フェイキックIOL(ICL)の適応年齢とは?

フェイキックIOL(ICLとも言います)の手術には、適応年齢が存在します。多くのクリニックでは、ホームページなどに手術の適応年齢を記載していますので事前にチェックしてみましょう。ほとんどのクリニックでは、適応年齢を「18歳から20歳以上」、そして「45歳以下」までと設定していることが多いようです。

「眼の手術を受けるのに、どうして適応年齢があるの?」と疑問を感じる人もいるかもしれません、しかし、それにはきちんとして理由があるのです。どうして20歳未満の方と46歳以上の方がフェイキックIOLの手術を受けることに適応していないのか、手術を受ける前にしっかりと理解しておきましょう。

「20歳未満」が適応年齢でないのはなぜ?


20歳未満の若い方がフェイキックIOLの手術に適していない理由は、近視や乱視が進行中であるためです。まだまだ成長過程の20歳未満の方は、体が成長するのと同じように、近視や乱視の症状も進行していくのです。

ある程度の年齢になると近視や乱視の進行はゆるやかになっていくのですが、20歳未満の方の場合はまだ進行が止まりません。そのために、フェイキックIOLの手術を受けた後でも近視や乱視が進行してしまう場合が多くあります。

手術後に近視や乱視が進行すると…


このように近視や乱視の進行が止まらないと、せっかくフェイキックIOLの手術を受けても、眼球内に入れたレンズが、手術当初は適合していても次第に合わなくなったりするのです。

眼球内に入れたレンズが合わなくなると、手術を受けた意味が無くなってしまうため、近視や乱視の進行が落ち着いた「20歳以上」を適応年齢とするクリニックが多いのです。眼の状態は20歳以上になると落ち着いてきますので、その後にカウンセリングを受けてみましょう。

46歳以上が適応年齢でないのはなぜ?


46歳以上の方の場合ですが、老眼や白内障が進行している場合が多くあります。老眼や白内障が進行しているということは、20歳未満の若年の方が近視や乱視が進み手術を受けられないように、フェイキックIOLの手術後も老眼や白内障の症状が進行するため、眼球内に入れたレンズが合わなくなったりすることがあるのです。

そのため、46歳以上をフェイキックIOL手術の適応年齢としないクリニックが多いようです。ちなみに、通常のレーシック手術もフェイキックIOL手術と同様に適応年齢が設定されています。

自己判断をせずに、まずはクリニックに相談を!


この適応年齢から外れていても、クリニックで検査を行い、その結果次第ではフェイキックIOLの手術を受けられる可能性もゼロではありません。自己判断をせずに、まずはご自分の眼の状態をクリニックで調べてドクターに相談をしてみてはいかがでしょうか。