フェイキックIOL(ICL)の合併症(後遺症)とは?

安全性のとても高いと言われているフェイキックIOL(ICLとも言います)の手術ですが、いっさい手術後に後遺症や合併症などが起きないというわけではありません。フェイキックIOLに限らず、その他のレーシック手術でも術後、合併症が起こる可能性はあります。フェイキックIOLではどんな合併症が起こりやすいのか、事前にしっかりと理解をしたうえで手術を検討するようにしましょう。

手術後に発生じうる「眼内レンズのずれ」


フェイキックIOLの手術は、角膜を削らずに眼球内に専用レンズを設置するものです。一人ひとりの目にあったレンズを設置するため、安定性が高く、ずれにくいですが、稀にずれてしまうこともあります。その場合は、再度手術を行ってレンズを入れ直す必要もあります。フェイキックIOLの手術後に何か違和感を感じた場合は、すぐに医師に相談して指示に従いましょう。

眼内レンズの混濁が発生する可能性も


フェイキックIOLの手術では眼球内にレンズを入れるため、レンズ本体に付着物が付き、混濁することがごく稀に起こります。現在のところ原因は不明ですが、タンパク質が付着することや、脂肪質が付着することがあります。

その場合、感染症を引き起こしてしまう恐れがありますので、十分に注意が必要です。そのまま放っておかず、レンズの混濁が起こった場合もすぐに医師に相談して指示に従ってください。

眼圧の急上昇による弊害とは?


フェイキックIOLの手術後には、眼圧が上がることでめまいや頭痛が起こる場合があります。術後の経過が順調であれば、これらの症状はしだいによくなります。早い人では数時間で治りますが、万が一めまいや頭痛が続く場合はすぐに医師に相談して下さい。

フェイキックIOLによる炎症や感染症


フェイキックIOLの手術に限らず、レーシック手術は術後のアフターケアもとても大事なってきます。手術後にも、事前のカウンセリングでも、アフターケアについての説明はあると思いますのでしっかりと話を聞いておきましょう。フェイキックIOLの術後は点眼や服薬により感染症や炎症を抑えます。

しかし、医師の指示に従ってきちんと服用しないために、感染症などにかかる場合があります。また、手術をした後の目は完全に回復するまでとてもデリケートな状態になっています。むやみに目をこすったり、ゴミが入ったりすることで、感染症を引き起こす場合がありますので注意しましょう。

フェイキックIOL手術後の目は紫外線にも弱く、紫外線を避けることも必要になります。手術後はサングラスやUVカットの眼鏡をかけたり、帽子や日傘をさして目をガードしてあげましょう。サングラスや眼鏡の着用は、目にゴミが入るのを防ぐこともできます。