フェイキックIOL(ICL)はドライアイやハロ・グレアにならない?

フェイキックIOL(ICLとも言います)は、レーシック手術特有の合併症である、「ドライアイ」や「ハロ・グレア現象」になる心配がありません。なぜなら、フェイキックIOLはレーシックと違い、眼球内にレンズを設置するために、手術で角膜を削る必要がないからです。

ハロ・グレアがひどいと車の運転や屋外でのスポーツが苦になったり、ドライアイがひどいとこまめに点眼をしないと生活がしづらいというデメリットが発生します。「ドライアイ」や「ハロ・グレア現象」になる心配がないフェイキックIOLの手術なら、術後の生活も快適です。

ただし、レーシック手術後に発生する「ドライアイ」や「ハロ・グレア現象」は、あくまでも一過性のものであり、時間の経過と共に解消するケースがほとんどです。

ハロ・グレアとはどんな現象?


「ハロ・グレア」とは夜間に光がまぶしすぎたり、ぼけて見えたり、また昼間でも強い光がまぶしく見える現象です。昼間はサングラスなしでは過ごせなくなる人もいるようです。

角膜が削られたことにより暗所瞳孔径(あんしょどうこうけい)が大きくなり起こってしまう現象です。現在ではレーザーの照射箇所を小さくすることにより、以前のレーシック手術に比べ、ハロ・グレアになる確率は減っているようです。

ドライアイとはどんな現象?


ドライアイとは「角膜乾燥症」のことを指します。角膜の慢性疾患で、眼球が乾燥してモノが見えにくかったり、傷などがつきやすい状態になってしまいます。また、ごろごろ感を感じることもあります。涙が出にくくなることもあり、乾燥して不快感が続いてしまう症状です。

レーシック手術の場合、角膜を削る際に涙の分泌を促す神経の一部も切り取ってしまうため、ドライアイになってしまうことがあります。レーシック手術後のドライアイの症状は、クリニックから処方された目薬などを点眼することで改善できることがほとんどです。

フェイキックIOLはどうしてハロ・グレアやドライアイにならないの?


フェイキックIOLは角膜を削らずに、眼球にレンズを挿入する手術です。前房型と後房型と2種類の手術があり、双方レンズを入れる場所が変わります。眼球の角膜を削ることなくレンズを入れるため、角膜が薄くなることで起こる、ハロ・グレアやドライアイにならないと言われています。

レーシックを検討していた人の中にも、この利点を考えたうえで、フェイキックIOLを選択する人も最近は増えているそうです。また、レーシック手術のように一度角膜を削ってしまうと元には戻りませんが、フェイキックIOLの場合、問題のある時はレンズを取り出すことができるというメリットがあります。