フェイキックIOL(ICL)の失敗例とは?

角膜が薄くても受けることができ、レンズに問題がある場合でも取り出すことのできるフェイキックIOL(ICLとも言います)。料金はレーシック手術と比較するとやや高くなることもありますが、快適に過ごせる安心して受けられる手術として、症例数は国内、国外ともに年々増えています。

安全性がとても高いと言われているフェイキックIOLの手術ですが、失敗がまったくないわけではありません。どんな失敗例があるのかも事前に理解したうえで手術を検討しましょう。

フェイキックIOLのアレルギーについて


フェイキックIOLの手術にて眼球内に入れるレンズは、体の一部ではなく異物です。どんなに質のいいレンズを挿入しても、アレルギー体質の方の場合、レンズを異物であると察知してアレルギー反応が出る可能性がゼロではありません。

また、アレルギー体質でない場合も、身体に異物が入ったことにて突然アレルギー反応が出る場合があります。手術の前には事前にドクターに自分の体質についてしっかりと申告をしておくとよいでしょう。

レンズへのタンパク質の癒着


フェイキックIOLの術後、眼内に入れたレンズへのタンパク質の癒着が起こることがあります。癒着の起こる原因はまだ不明ですが、タンパク質が癒着すると感染症を起こすことがあるため、アフターケアでのチェックが必要です。感染症がひどく、最悪の場合失明の恐れがある場合もあります。手術後は定期健診などを受け、しっかりとアフターチェックを行いましょう。

レンズへの脂肪組織の癒着


フェイキックIOLの術後、眼内に入れたレンズへの脂肪組織の癒着が起こることがあります。こちらもタンパク質と同様、原因は不明で究明中ですが、脂肪組織が癒着すると感染症を起こし、最悪の場合は失明する恐れもあるため、こちらもアフターケアでのチェックが必要です。

夜間の見え方


基本的には「ハレ・グレア現象」の起こることのないフェイキックIOL手術ですが、まれに夜間の見え方に問題が起こる場合があります。眼内に設置されたレンズに光が反射し、まぶしい感じがしたり、光がぼやけて見える可能性があります。

問題が起きた時はレンズを取り出すことが可能


フェイキックIOLのメリットの一つは、手術の失敗や術後のケアによる問題が起きた時はレンズを取り出し、目を手術前の状態に戻せることです。フェイキックIOLは術後、レーシック手術と同様にアフターケアが定期的にあります。長い間使う大事な目ですので、万が一のことが起こらない様にしっかりとケアをしたいですね。