フェイキックIOL(ICL)は強度近視(最強度近視)でも矯正できるのか?

フェイキックIOL(ICLとも言います)は強度近視(最強度近視)の人でも視力の矯正のための手術を受けることが可能です。既存のレーシック手術の場合は、強度近視、特に最強度近視の方だと角膜を削る量が多くなってしまうため、物理的に施術が受けられないことも多く、今までの処置方法には限界がありました。

しかしフェイキックIOLは、近視度数に合わせて個々の眼に最適なレンズを眼球内に装着する施術のため、近視度数に関係なく視力の矯正手術を受けることが可能なのです。

そもそも強度近視とはどんな症状?


強度近視とは、本来であれば球体であるはずの眼球がなんらかの原因により、前後の長さ(眼軸長と呼びます)が長くなることにより起こる視力異常です。主に遺伝が原因とも言われています。球体であるはずの眼球の形が変形し卵形のような形になり、それによって様々な障害が起こってきます。

通常であれば、成人の眼球は24mm前後の球体です。しかし、強度近視の場合は眼軸長が27mm前後、長い場合は30mmにもなってきます。それにより、網膜など視機能に重要な器官に影響が出てきてしまうのです。

そして、眼軸長が長いと他の部位が伸び、機械的に伸展してしまいます。強度近視の中でも、マイナス10D以上の場合は「最強度近視」と呼ばれています。また、強度近視は様々な視聴弊害をもたらすため、通常の生活にも支障をきたしてしまう可能性もあります。

どうしてフェイキックIOLの手術が強度近視の視力矯正に向いているの?


フェイキックIOLの手術は、従来のレーシック手術とは違い、角膜を削ることなく眼球内に一人一人にあわせたレンズを装着する手術方法です。通常のレーシック手術の場合は、ある程度の角膜の厚さあることが手術を受ける必要条件となってきます。

削る角膜の量が増えてしまう強度近視、特に最強度近視の人には、今までのレーシック手術は向かないこともありました。しかし、フェイキックIOLの手術は角膜を削ることがありません。

自身の角膜の厚さを保つことができますし、もし手術後に何か問題があった場合も、レンズを取出すことでトラブルを解消できるなど、強度近視の方々の眼にあった手術方法と言えるのです。

また、眼内に入れたレンズは手術後に問題さえなければ、半永久的に装着することが可能です。煩わしいレンズの交換は必要なく、視力を維持することが可能なのです。これまでレーシック手術を受けることができなかった強度近視の人も、ぜひ一度フェイキックIOLの手術を検討してみてはいかがでしょうか!