フェイキックIOL(ICL)で眼圧が上昇する?

フェイキックIOL(ICLとも言います)の手術を受けると、稀にではありますが、ごく短い一定期間だけ眼圧の上昇が起きることがあります。眼圧が上がると、めまい、めまいによる頭痛が起こる場合があります。

ただし、もし眼圧が上昇した場合でも、医師や薬剤師の指示のもと、降眼圧剤を服用したり、降眼圧剤の点眼をすることで眼圧は正常値に戻りますので、過剰に心配をする必要はありません。

また、クリニックによっては事前に「虹彩」と呼ばれる箇所に小さな穴を開ける処置を行うことで、眼圧の上昇を抑える場合もあります。

フェイキックIOLの手術でなぜ眼圧が上がる?


フェイキックIOLの手術をした際には、レンズを眼内に設置したことにより一時的に眼内の水の流れが変わるため、一時的に眼圧の上昇が起こります。しかし、手術後、徐々に眼が慣れて眼内の水の流れも落ち着く事により、眼圧も一定になるので心配は要りません。通常15分から1時間程で眼圧の上昇は落ち着きます。

そもそも眼圧とは一体何?


眼圧という言葉は、普段あまり耳にしない言葉ですので、いまいちその意味が分からないという人もいるかもしれません。眼圧とは、私たちの眼球内を満たしている「眼内液」と呼ばれる水分の圧力のことを意味しています。

眼圧は大気圧よりもわずかに数値が高いので、この圧力と大気圧との差を「眼圧」と言います。この眼圧が正常な値で保たれることによって、私たちは眼球を一定の大きさや形に維持することができているのです。

眼圧が下がらなかった場合は内服薬や点眼薬で処置


稀に眼圧が下がらず、めまいやめまいによる頭痛などが起こる場合があります。もしある程度の時間が経過しても眼圧が下がらない場合は、医師やクリニックに相談して指示に従いましょう。

フェイキックIOLの手術の後に眼圧が上がった場合、内服薬の処方をするクリニックもありますが、降眼圧剤の点眼薬を処方するクリニックもあります。処方された薬は、医師や薬剤師の指示に従ってしっかりと服用しましょう。

虹彩に穴を開ける場合


フェイキックIOLの手術後、眼の中の水の流れが変わるので、眼圧が上がることがあります。クリニックによっては手術の約2週間ぐらい前までに、眼圧の上昇を防ぐため、虹彩に小さな穴を開ける処置をすることがあります。こうすることで、眼内にレンズが入っても水の流れを妨げることのないので、眼圧の上昇をくいとめることができるのです。手術前のカウンセリングでしっかりと説明を受けて、内容をよく理解しておきましょう。