フェイキックIOL(ICL)手術後に老眼になったら?

フェイキックIOL(ICLとも言います)の手術は、レーシック手術で視力を回復させる原理と同じで、屈折異常により視力が低下する「近視」「遠視」「乱視」の矯正に対応する手術です。しかし、目の水晶体が年齢と共に機能が低下して起こる「老眼」現象までも事前に防ぐことはできません。フェイキックIOL手術で視力を回復させた後でも、老眼にはなってしまうのです。

老眼鏡をかけたくない場合はどうすればいい?


老眼になった場合は、老眼鏡をかける必要があります。せっかくフェイキックIOL手術やれーシック手術を受けて、眼鏡やコンタクトレンズを使う煩わしさから解放されたのに、老眼になってまた眼鏡を手放せない生活に戻るのは嫌だという人も多いでしょう。

そんな方は、「カムラインレー」を挿入することで、老眼の矯正を検討してみてはいかがでしょうか。日本国内では、品川近視クリニックでカムライントレーの施術が受けられます。

老眼の症状を改善するカムラインレーとは?


カムラインレー(KAMRARInlay)とは、角膜内に挿入する薄いリング状の物です。これを挿入することによって老眼の症状を改善することができます。挿入する物自体だけではなく、カムラインレーを使用した手術の術式をカムラインレーと呼ぶこともあります。

カムラインレーはとても小さくて薄いものですので、挿入後の生活にも違和感を感じることはありません。カムラインレーはアメリカの「アキュフォーカス社」製の物が主流です。コンタクトレンズなどとは違い、真ん中に小さな穴があいています。

この真ん中にあいている穴がピンボールカメラのような役割を果たし、近くも遠くもよく見えるようになります。虹彩を通る光の幅が狭くなるので、ピントをあわせやすくなり、老眼の矯正が可能になるのです。

現在、世界47カ国でカムラインレー手術を行っており、日本でも症例数が一万件を超え、フェイキックIOLやレーシック手術を受ける人が増えるのと共に、年々カムラインレーの手術を行う人も増加しています。

カムラインレーの手術はどんなもの?


カムラインレーの手術は、角膜内に穴のあいた直径3.8mmの小さなリングを挿入します。手術は片眼15分から20分前後で終ります。術後も30分から1時間し、医師の確認後、異常がなければ帰宅する事ができる手術です。また、カムラインレーを挿入した後も、見た目・装着感ともに違和感を感じません。

カムラインレーはとても薄いので眼球内でずれることも少なく、快適な毎日を過ごすことができるようになります。手術後はクリニックで定期的なアフターケアを受け、医師から目の状態の確認をしてもらいます。目の状態によってはアフターケアの内容が異なる場合もありますので、きちんと医師の指示に従うようにしましょう。