フェイキックIOL(ICL)は瞳孔が大きいと受けられない?

既存のレーシック手術の場合は、瞳孔が大きいと慢性的な「ハロ・グレア」になる可能性が高くなるため、手術を受けられない可能性があります。しかしフェイキックIOL(ICLとも言います)の手術の場合は、レンズを眼球内に入れ角膜を削らないため、ハロ・グレアになることはありませんが、瞳孔が広がった時にレンズの端の方がぼやけてしまうことがあるため、まれに適用外にされることもあるようです。

ただ、適用できるかどうかの判断ができるのは専門ドクターのみです。ご自分で判断してあきらめる前に、専門のクリニックにてまずは検査を受けることからはじめてみましょう。

人間の「瞳孔」の役目とは?


瞳孔とは目の中の黒目の部分を指します。瞳孔は虹彩に囲まれており、水晶体の前に位置します。瞳孔は光の量に応じ、孔の大きさを調整し、よく見えるようにコントロールします。カメラが調光をするように、瞳孔で光を調節しながら私たちは常に物を見ているのです。左右の瞳孔の大きさは、ほとんど同じだと言われています。

ハロ・グレア現象とは一体何?


ハロ・グレア現象とは、夜間に光がまぶしすぎたり、ぼけて見えたり、また昼間でも強い光がまぶしく見える現象です。昼間はサングラスなしでは過ごせなくなる人もいるようです。

角膜が削られたことにより暗所瞳孔径(あんしょどうこうけい)が大きくなり、起こってしまう現象です。現在ではレーザーの照射箇所を小さくすることにより、以前のレーシック手術に比べ、ハロ・グレアになる確率は減っているようです。

フェイキックIOLと瞳孔の大きさの関係は?


瞳孔の大きさが大きいと、今までのレーシック手術を受けると慢性的なハロ・グレアになる確率がとても高く、受けられない場合がほとんどでした。慢性的なハロ・グレアは、日常生活に制限を及ぼす可能性もあります。

車の運転やスポーツがしにくくなったり、外出の際にはサングラスをかけたり、帽子をかぶり顔周りの光を調整したりすることが必要になってしまうのです。しかし、フェイキックIOLの手術では、瞳孔が大きい方でもハロ・グレアが生じにくいため、今までレーシック手術を受けられなかった方でもフェイキックIOLを受けられることが多いようです。

まずはクリニックにてカウンセリング・検査を!


眼球、瞳孔の様子を見て最終的に手術に適合するかを決めるのは、執刀する医師だということを忘れないでください。ご自分で判断する前に、専門のクリニックにてカウンセリング・検査を受けましょう。そして手術に関する内容をしっかりと把握し、納得をしてから手術を受けるようにしましょう。