フェイキックIOL(ICL)の安全性と危険性とは?

フェイキックIOL(ICLとも言います)はレーシック手術と比較すると、安全性や危険性がそれぞれ異なります。例えば、フェイキックIOLはレーシック手術と異なり角膜を削らないため、ドライアイやハロ・グレア現象にならないという面では安全性が高くなります。

しかし、人口レンズを装着する場合、感染症などになる可能性がレーシック手術よりも高くなるなどの危険性も伴います。フェイキックIOLの安全性・危険性をしっかりと理解したうえで、手術を検討するようにしましょう。

フェイキックIOLの安全性は?


フェイキックIOLは既存のレーシック手術と違って角膜を削らないため、手術後ドライアイになったり、夜間の光が眩しく感じられる「ハロ・グレア現象」にならないという素晴らしい利点があります。

ヨーロッパでは1986年より手術が行われており、2004年には世界最高水準のアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる)の認可も得ており、その安全性にはお墨付きです。日本でも多くの臨床試験が行われ、高い安全性が確認されたうえで認可がおりています。

フェイキックIOLの症例数も年々増加


現在では各専門クリニックで、かなりの症例数があります。各クリニックで手術を受けた患者の満足度もとても高いです。アメリカでも手術を受けた90%以上の患者が術後は「満足」と回答しており、世界的にもその安全性の高さが分かります。

また、フェイキックIOLの手術を行う手術室は、空気中の粒子まで細かく管理できるクリーンルームであることがほとんどです。大手クリニックでは細心の注意を払い、院内の隅々までメンテナンスを行っているようです。

フェイキックIOLの危険性は?


とても安全性が高いと言われているフェイキックIOLですが、一切合併症が起こらないとは言えません。フェイキックIOLの手術が成功しても、細菌やそのほか付着物などの影響によって感染症が起こることがあるのです。各クリニックとも院内、手術室ともに細心の注意を払い、細菌などが付着しないようメンテナンスを行っております。

手術後は1週間から2週間の間、汚れた手で眼を触らないようにしたり、眼を清潔に保つことがとても重要視されています。感染症の予防のために、クリニックより抗生物質などの薬が処方されることもあります。医師、薬剤師からの指示通りに薬を服用することを忘れないようにして下さい。

違和感を感じた場合は速やかにドクターに相談を


稀にですが、フェイキックIOLの手術後に合併症が起こるケースもあります。また長期使用後に、角膜等に障害が起こる場合があります。違和感を感じた場合は速やかに執刀を受けた医師、クリニックからの指示を仰いで下さい。